シニアの脳や体に楽して優しい食生活〜メニュー選びと買い出しの負担を賢く手放す方法〜

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こんにちは、がじゅちゃんです。

札幌はすっかり秋も深まりつつあり、寒さも一段と厳しさを増してきました。

美味しいものもいっぱいの食欲の秋ですが、現役の公務員としてバリバリ働いていた頃は、もっぱら妻に任せきりだった我が家の「ご飯支度」。

妻も働いている現在は、私の仕事の方が早く終わるため、平日の夕食と翌日のお弁当作りは私の担当になっています。

もともと調理自体は好きなのですが、いざ毎日続けるとなると本当に大変なのは「メニューを考えること」だと痛感する日々です。

「昨日は肉じゃが、その前はオムライス……肉系が続いたから今日は魚系にしようか」「明日はどうしよう?」「餃子はいつ食べたっけ、カレーは?」なんて考えていると、頭の中がメニューのパズルでいっぱいになってしまいます。正直なところ、専門家に丸投げしたいくらいです。

それでも、自分でできる間は頑張りたい。そう思うシニアの方はきっと多いはずです。
「若い頃から自分で作ってきたから、味付けもこだわりたいし、調理は他人に任せたくない」というお気持ちはとてもよく分かります。

一方、料理はもともと大嫌い。作るのも片付けも億劫。そう思いながら家族のためと思って責任感でキッチンに立ち続けている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、調理の前段階にある「毎日の材料の買い物」や「栄養バランスの管理」が、年齢を重ねるごとに心と体の大きな負担になってはいないでしょうか。

糖尿病、脂質異常症……そして心まで蝕む「老人性うつ」の影

「自分一人だし、お茶漬けや菓子パンでいいや」という妥協が招く最大のリスクは、体に必要な栄養が足りなくなる「低栄養(かくれ低栄養)」です。

厚生労働省の最新データ(令和5年 国民健康・栄養調査)によると、65歳以上の高齢者のうち低栄養傾向(BMIが20以下)にある人の割合は、男性で12.2%、女性では22.4%にものぼります。

実にシニア女性の5人に1人以上が、知らず知らずのうちに深刻な栄養不足に陥っているのが現実です 。

◆日本生活習慣病予防協会HPから

そして、この栄養不足は、糖尿病や高血圧、骨粗鬆症、貧血、がんといった大病のリスクを高めるだけでなく、近年増え続けている「老人性うつ」とも密接に結びついています。

「最近元気がなくて、何をするのも億劫そう。歳のせいかしら……」と見過ごされがちな老人性うつ。

実は、タンパク質やビタミンB群、鉄分などの栄養が不足すると、脳内の幸福ホルモン(セロトニンなど)が作られなくなり、心が栄養失調を起こしてうつ状態を招きやすくなることが分かっています。

一人でいる寂しさから食事が適当になり、それがさらに心を暗くさせるという最悪のループが生まれてしまうのです。

我が家でも、食事管理の難しさを身をもって実感しています。

今年60歳になった妻が、健康診断で「脂質異常症」と言われたのです。


脂質異常症は、体に痛みなどのサインが出ないまま血管の老化を進めてしまうため、別名「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれる怖い病気です。

女性は年齢(閉経期)とともに、ホルモンの変化でどうしても悪玉コレステロール値が高くなりやすいものですが、いざ対策を始めるとなると毎日の献立がさらに難しくなります。

脂質異常症の具体的なメカニズムや、血液検査の詳しい基準値などについては、厚生労働省の公式情報ポータル e-ヘルスネット「脂質異常症」 で分かりやすく解説されていますので、ご覧になってください。

血圧や脂質のために塩分や油を控え、糖尿病のために糖質を抑え、骨のためにカルシウムを意識する……。

これだけの条件を毎日のメニューに当てはめて考えるのは、正直「お手上げ」ですよね。

ましてや、体力を落として重い荷物の買い出しが大変な高齢者、離れて暮らすお子さんたちが毎度は手伝えないというご家庭にとっては、もはや不可能な難題と言っても過言ではありません。

だからこそ、「自分で作らない(楽をする)ことは、サボりではなく、プロに健康管理を丸投げして心と体の元気を守る賢い選択」なのです。

1. 自分で作りたい派のための「お届け・便利ツール」

「他人の作ったお弁当ばかりじゃ味気ない、やっぱり自分で味付けしたい」という方は、調理を劇的に楽にする道具や、一番重労働な「買い出し」をスキップする仕組みを取り入れてみましょう。

● ほったらかし調理器具の活用
材料と調味料をポンと入れてボタンを押すだけで、火を一切使わずに、お肉や根菜が柔らかく仕上がる調理器具が強い味方になります。
ガスコンロの消し忘れによる火災の心配がなく、圧倒的に楽をして栄養のある温かい料理が作れます。

  • 電気圧力鍋(おすすめ:コイズミ ミニ電気圧力鍋 KSC-3502/K)
    操作が「煮込み」「炊飯」などのシンプルなダイヤルやボタンのみで、液晶画面の文字が大きく見やすいのが特徴です。1〜2人暮らしにちょうどいいコンパクトサイズで、お肉も魚も驚くほど柔らかくなります。

  • シリコンスチーマー(おすすめ:ルクエ スチームケース)
    高品質なプラチナシリコン製で、軽くて落としても割れない安心感があります。
    カット野菜と鮭の切り身を入れて電子レンジで3分チンするだけで、包丁も火も使わずに立派な「お魚の蒸し料理」が完成します。

● お届けサービス・買い物代行の徹底比較
無理をして重い荷物を持って歩く必要はありません。
札幌市内で利用できる主なお届け・御用聞きサービスをまとめました。

  • コープさっぽろ「トドック」
    週に1回、決まった曜日に自宅の玄関先まで定期訪問してくれる仕組みです。
    食料品から日用品、衣料品まで約2万5,000点以上という圧倒的な品揃えもさることながら、シニア世代にとってこれ以上ないほどのデータと仕組み(強み)が揃っています。
    驚異的なシニア優待「60サポート」が適用されると、通常は1回税込300円のシステム手数料が、世帯に60歳以上の方が1人でもいれば、注文金額にかかわらず一律【税込80円】になります。
    これなら「送料無料にするためにまとめ買いしなきゃ……」というプレッシャーがありません。
    留守の時は、冷蔵・冷凍対応の専用保冷箱で玄関前に置いてくれるため、時間を気にせず外出できます。
    また、商品が届く際、段ボールや牛乳パック、ペットボトル、古紙などの資源ゴミを無料回収してくれます。
  • イオン「ネットで楽宅便」
    入会金や年会費はかかりませんが、お買い物額が2,500円(税込)未満だと配送料は一律330円(税込)です。
    しかし、2,500円以上まとめ買いをすると一般でも220円(税込)になり、さらに65歳以上のシニアや妊婦さん向けの「配送料優待手続き」を済ませておけば、わずか110円(税込)で玄関まで届けてもらえます。
  • ラルズ「アークスオンライン」
    北海道ではお馴染みのラルズ。
    2026年9月1日にシステムが大幅にリニューアルされ、スマホやパソコンからの操作性が格段に向上しました。
    会費などは一切かからず、仕組みも非常にシンプルです。
    お買い物額が税抜5,000円以上で配送料無料。税抜5,000円未満で配送料は一律330円(税込)。注文確定後でも締切時間前ならマイページから商品の追加や変更が自分でできるようになりました。
    また、万が一商品がお店にない場合の「代替品を希望する・しない」の事前設定もウェブ上で選べます。
  • 地域の「御用聞き・買い物代行サービス」
    ネットが使えなくても、電話一本でスタッフが近くのスーパーへ代わりに買い物に行ってくれる地域密着の民間サービスです。
    一律500円〜1,500円前後の作業費+実費で頼める業者が増えています。
    ※お住まいの区の「介護予防センター(地域包括支援センター)」や区役所の窓口へ「信頼できる地元の買い物代行業者を紹介してほしい」と電話で相談してみてください。

◆札幌市の地域包括支援センターと介護予防センターはこちら

◆北海道内の地域包括支援センターはこちらから

● ホームヘルパー(訪問介護)さんの力強いサポート
「自分一人では買い出しや調理の体力が続かないけれど、自宅のキッチンで手料理を作ってほしい」という場合の救世主がホームヘルパーさん(生活援助)です。
介護保険が適用されるため、原則として「1回あたり約190円〜250円前後」の自己負担(1割負担の場合)という手頃な費用で、買い出しから調理、お皿洗いまで丸ごとプロに手伝ってもらうことができます。
年末年始を除く土日祝日でも、年中無休で稼働している事業所を選べば訪問してもらうことが可能です。
利用を希望される場合は、まずお住まいの区役所や地域包括支援センターに相談してみてください。

なお、介護保険の制度上は、北海道のどこに住んでいてもホームヘルパーを頼めることになっていますが、現実のデータ(厚労省関連の調査)を見ると、道内には訪問介護事業所が1つもない『空白の町村』が14以上も存在します。

都市部では当たり前に使えるサービスも、一歩地方へ出ると、人手不足や広大な移動距離の壁によって『頼みたくてもヘルパーが来てくれない』という厳しい現実があるのです。

2. 料理を少しお休みしたい派のための「配食サービス」

「料理が嫌い」「持病があって毎食の数値管理やメニューを考えられない」という方は、管理栄養士が最初からバランスを計算して作った「配食サービス(宅食)」を頼るのが一番の近道です。

● 札幌市内の「手渡し・常温(冷蔵)配食」主要5社
その日に作った作りたてのお弁当を、安否確認(声かけ)とともに手渡ししてくれるサービスです。
個人でお電話して、1食単位から気軽に注文することができます。

事業者名配達可能曜日対応する食事連絡先・申し込み方法特徴
お弁当の日信月曜 〜 日曜
(土日祝も営業)
昼食・夕食電話:011-666-5678
直接店舗へお電話でお申し込み
【年中無休の手作り実績派】
土日祝日も休まず日替わり弁当を手渡し配達。おかずのみや治療食、おかゆ調整などの個別対応にも非常に強いです。
農家の息子
(きょうのごごはん)
月曜 〜 日曜
(7日間毎日配達)
夕食のみ公式ホームページ またはお電話でお申し込み【デパ地下品質の美味しさ】
札幌の人気ブランドが手がける夕食。シェフの手作り惣菜と管理栄養士の献立が魅力で、こちらも土日も休まず札幌市内全域へ配送してくれます。
まごころ弁当
(咲くら弁当 札幌店)
まごころ弁当北海道エリア店舗情報
月曜 〜 土曜
(※日・三が日休み)
昼食・夕食電話:011-600-6952
(札幌東区・北区など対応)
※他エリアは中央店などへ
【1食からOK・抜群の小回り】
前日18時までの注文で翌日から届く抜群の軽快さ。240kcalに計算された「糖質カロリー調整食」など食事制限メニューも充実。
ライフデリ(札幌各店)月曜 〜 日曜
(※お正月3が日を除く)
昼食・夕食手稲店:011-215-9472
中央店:011-200-0607
お近くの各店舗へ前日18時までにお電話でお申し込み
【徹底的な持病管理と無料お試し】
前日18時までの注文で1食から送料無料。透析食や腎臓食などの専門制限食に強く、初回1食無料試食サービスもあります。
コープさっぽろ
(夕食宅配)
月曜 〜 土曜
(※日曜はお休み)
夕食のみ電話:0120-279-949
コープさっぽろの組合員登録後、夕食宅配の窓口へ申し込み
【安心の生協ブランド】
管理栄養士監修の塩分・カロリーを抑えたお弁当。定期配送に便利ですが日曜日が完全にお休みになります。

★ 知らなきゃ損!札幌市から「1食500円」で届けてもらうための公的条件

上記でご紹介した指定業者のお弁当は、札幌市の公的な「高齢者配食サービス事業」の認定を受ければ、通常の普通食や持病向けの制限食であっても、一律「1食500円(税込)」の自己負担(夕食のみ、週6日以内、手渡し時の安否確認付き)で利用することができます。

対象となるのは、札幌市内に住民票があり、「① 原則65歳以上」「② ひとり暮らし、または高齢者のみの世帯」「③ 病気や身体の衰えにより、日常的な買い物や調理が困難(要介護・要支援やそれに準ずる状態)」の3つの条件をすべて満たす方です。
民間企業に直接申し込む前に、まずは区役所の保健福祉課やケアマネジャー、お近くの介護予防センターへ「市の500円配食を利用したい」と申請・相談を行ってください。

3. 配食サービスの盲点「週末の空白の2日間」をどう埋める?

ここで、実際にサービスを利用し始めてから気づく、大きな「盲点」についても触れておかなければなりません。
平日は配食サービスを頼んでいる86歳の私の義母のもとへ、妻はほぼ毎週末、お弁当や必要な食材をまとめ買いして届けていました。

ところが先日、妻がいつものように訪ねると、あんなに買い込んでおいたはずの冷蔵庫が、ぽっかりと「空っぽ」になっていたのです。

「えっ……一体、何を食べていたんだろう?」

妻の頭をよぎった、言葉にできない不安。

コープさっぽろをはじめ、多くの公的配食や手渡しのお弁当サービスは、「平日のみの対応で、土日や週末はお休み」というケースが少なくありません。

契約した当初は「週末くらいは家族が行くから」「自分で何か買うだろう」と軽く考えてしまいがちですが、いざ始まってみると、この「週末の空白」が大きなハラハラを生むことになります。

せっかく平日にプロの栄養管理で体調を整えていても、週末の2日間で菓子パンや麺類ばかりになり栄養バランスが崩れてしまっては、病気や認知症のリスクを高めることになりかねません。

この週末の空白を埋めるための賢い民間の選択肢として、今注目されているのが「全国展開の冷凍宅配弁当」です。

これらはヤマト運輸のクール便などでまとめて届くため、市の500円補助の対象(手渡し・見守りルール)からは外れて全額自己負担となりますが、賞味期限が長く、曜日に関係なく「いつでもレンジでチンするだけ」で食べられます。


  • ワタミの宅食ダイレクト~誰もが知る知名度と、出汁にこだわった深い味わい
    冷蔵宅配での圧倒的な実績を持つワタミの冷凍お弁当サービスです。
    塩分やカロリーを抑えつつも、シニア層が美味しいと感じられるよう、かつお節や昆布などからとった「こだわり出汁」を利かせており、奥深い味わいが特徴です。
    小食な方にぴったりの「3品構成」と、しっかり食べたい方向けの「5品構成」から、食べる量に合わせて選べる柔軟さも魅力です。

  • まごころケア食~まとめ買いで圧倒的なコストパフォーマンス!家計に優しい実力派
    平日の公的配食(1食500円前後)に近い価格帯で、週末の食費をできるだけ抑えたい方に一押しなのが「まごころケア食」です。
    14食や21食といったセットでまとめ買いをすると、1食あたりの価格がかなりリーズナブルになり、お財布に無理なく続けられます。
    すべてのメニューを管理栄養士が監修しており、カロリーや塩分が計算された「制限食コース(塩分制限、糖質制限など)」が非常に豊富です。
    「週末も平日の配食と同じように、きっちり栄養管理された食事を安くストックしておきたい」というシニア世帯の強い味方になってくれます。
    さらに、定期便の利用などで「冷凍庫を無料でレンタルできるキャンペーン」が用意されていることもあるため、冷凍庫の空きスペースを心配せずにまとめ買いができる点も嬉しいポイントです。

  • 冷凍惣菜 食楽膳(SOMPOケア)~介護のプロ「SOMPOグループ」監修!噛む力に合わせて選べる安心食
    全国で高齢者施設を運営する介護のプロ、SOMPOグループが手掛けるシニア専用の冷凍おかずです。
    最大の特徴は、食べる方の「噛む力」や「飲み込む力」に合わせて、通常食からやわらか食(ソフト・ムース・ピューレ)まで幅広い硬さを選べる点にあります。
    高齢になると「少し硬いものが食べづらくなってきた」という悩みが増えますが、食楽膳なら普通の食事の見た目のまま、安全で美味しい週末の食卓を用意できます。
    酸味や辛味を抑えて出汁を効かせた「まろやかな味付け」は、シニア層からも美味しいと大変評判です。
管理栄養士監修、嚥下対応の冷凍惣菜を自宅へ【食楽膳】

離れていても見守れる!進化する「スマート家電」の魔法

「そうはいっても、本当に冷蔵庫が空っぽになっていないか心配……」というご家族には、最先端のスマート家電を頼るという選択肢もあります。

例えば、最新の冷蔵庫には「ドアを開けた瞬間に庫内を自動撮影し、離れた家族のスマホに写真を送るカメラ機能」がついています。

これを使えば、離れて暮らす親御さんの冷蔵庫の中身をいつでも遠隔でチェックでき、「牛乳や味噌が切れているから、代わりにコープでネット注文して届けてあげよう」といった先回りのサポートが可能になります。

  • カメラ付き冷蔵庫(おすすめ:日立「まんなか冷凍」R-HXCC54T など)
    「冷蔵庫カメラ」機能が、ドアを開けるたびに庫内を自動撮影。買い物先からでもスマホで中身を確認できるため、買い忘れや二重買いを完全に防ぎます。



さらに驚くべきことに、パナソニックからは無洗米と水をあらかじめセットしておくだけで、スマホアプリからの遠隔操作で自動計量し、お米を研がずに炊き上げてくれる「自動計量IH炊飯器」まで発売されています [パナソニック 自動計量IH炊飯器 SR-AX1-W]。

  • 自動計量IH炊飯器(パナソニック SR-AX1-W)
    本体に米と水のタンクを内蔵。離れた家族がスマホで「夜7時に1合」と押すだけで、自動で計量してホカホカのご飯を炊き上げてくれます [パナソニック 自動計量IH炊飯器 SR-AX1-W]。

★ 未来の食卓へ〜がじゅちゃんの願いと家電の未来〜
「カメラで中身が見えるだけでも凄いけれど、できれば遠隔で賞味期限が分かったり、匂いセンサーで『タッパーの中身が傷んでいるよ!』と教えてくれる機能があれば、離れた親の食生活をもっと安心して見守れるのに……」

実は、そんな私の願いは、そう遠くない未来に現実のものとなりそうです。

現在、AIが賞味期限を自動で管理して通知する技術や、食品の微かな腐敗臭をキャッチする「超小型匂いセンサー」の内蔵化に向け、各メーカーが猛スピードで開発を進めています。

さらに、私の心にはもう一つの「未来への強い願い」があります。

かつて私の父が糖尿病を患っていた頃、母は『食品交換表』と毎日のにらめっこを続け、ノートに365日三度三度の食事記録とメニューを懸命に書き写していました。

真面目な母でしたが、あの終わりのない栄養計算と献立パズルがどれほど大きな負担だったか、今でも胸が締め付けられます。

糖尿病の「糖質制限」と、腎臓病の「塩分・タンパク質・カリウム制限」が重なる食事管理は、プロでも至難の業です。

だからこそ、食材の好き嫌いやアレルギーを登録するだけで、その人の持病に合わせた1ヶ月分のメニューとレシピを自動で弾き出してくれるAIシステムが当たり前になる未来を願って止みません。

実は、そんな母の苦労を今、形にして救ってくれているレシピアプリ『おいしい健康』のような素晴らしい技術もすでに実用化されています。

病名やアレルギーを登録するだけで、管理栄養士監修のメニューを自動提案してくれる心強い存在です。

● アプリをダウンロードして始めるには?
「おいしい健康」は、お持ちのスマートフォン(スマホ)にアプリをダウンロードして使い始めることができます。
なお、こちらのアプリは一部無料でお試しできますが、すべての機能を使う場合は有償(クレジットカード決済・ストア決済等で月額540円(税込)〜)のサービスとなっています 。
手順を載せておきますので、スマホの種類に合わせて、お手持ちの「アカウント」を使って進めてみてください。

  • iPhone(アイフォン)をお使いの方(Apple IDを使用)
    1. スマホの画面にある青いアイコンの「App Store」を開きます。
    2. 右下の虫眼鏡マーク(検索)をタップし、上の検索窓に「おいしい健康」と入力して検索します。
    3. アプリが表示されたら「入手」ボタンを押します。
    4. 顔認証や指紋認証、またはご自身の「Apple IDのパスワード」を入力すると、自動的にダウンロードが始まります。
  • Android(アンドロイド)をお使いの方(Googleアカウントを使用)
    1. スマホの画面にあるカラフルな三角マークのアイコン「Google Play ストア」を開きます。
    2. 一番上の検索窓に「おいしい健康」と入力して検索します。
    3. アプリが表示されたら緑色の「インストール」ボタンを押します。
    4. お持ちの「Googleアカウント」に紐づいて、すぐにダウンロードが完了します。

テクノロジーがシニアの心と体にどこまでも優しく寄り添う時代は、すぐそこまで来ているのかもしれません。

頼れる仕組みを上手に組み合わせる。

それこそが、シニア本人にとっても、離れて暮らすご家族にとっても、お互いが笑顔でいられる「本当の安心の備え」になるのではないでしょうか。


4. 今夜のお茶の間への贈り物

日常の家事や仕事、そして介護。

私たちは日々、誰かのために一生懸命になり、気づかないうちに心と体のエネルギーをすり減らしていることがあります。

特に毎日の「食事の用意」は、買い出しから調理、後片付けまで、想像以上の労力がかかるものです。「少し休みたい」「誰かの手を借りたい」――そう思うのは、決して甘えではありません。

今回お届けする「名曲の贈りもの」は、そんな時にこそ聴いてほしい、あの世界的な名曲です。

1965年に発表されたザ・ビートルズの代表曲『Help!(ヘルプ!)』。

弾むようなアップテンポのメロディは一見爽快ですが、その歌詞に耳を傾けると、ジョン・レノンが遺した「若かった頃は誰の助けも要らなかったけれど、今は僕を助けてほしいんだ」という、非常に切実で人間味あふれる心の叫びが描かれています。

私たちは年齢を重ねるにつれ、あるいは大切な人のケアを背負うにつれ、周囲に「助けて」と言うことを躊躇してしまいがちです。

しかし、限界を迎える前に「ヘルプ」の声をあげることは、自分自身、そして大切な家族の笑顔を守るための、とても前向きで大切なステップです。

🎼This song for you🎶



毎日の食事作りに少し疲れてしまったあなたへ。

時にはプロや仕組みの優しさに身をゆだねてみるのはいかがでしょうか。
贅沢ではなく、それもまた、大切な人と一緒に笑顔で明日を生きるための、優しさなのですから。

張り詰めた心の翼をそっと休めて、穏やかな夜をお過ごしください。

今回も最後までお読みいただき、有り難うございました。

がじゅちゃん

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