【シニアの選択】誰もがなり得るからこそ。認知症の基本データと一人で抱え込まないための支援の輪

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こんにちは、第8回がじゅちゃんの部屋にようこそ!

前回の記事では、国の健康保険や高額療養費という手厚い仕組みを賢く活かし、自分の身の丈に合った安心を中立に選ぶための優良な代理店(相談窓口)の付き合い方についてお話ししました。

不必要な出費への不安を、少しでも和らげていただけたなら幸いです。

さて、今回は私たちシニア世代とその家族の前に、確実に忍び寄ってくる大きな不安の霧があります。

それが、今回のテーマ「認知症」です。

まず、「認知症という病気」の今と未来について、国が発表している確かなデータをもとに客観的なバックボーンから一緒に考えてみましょう。


🧠 1. そもそも、認知症とはどんな病気なの?

まず、一番根本になる「認知症とは何か」というところから、難しい専門用語を使わずに考えてみましょう。

認知症というのは、単なる「年齢のせいによる物忘れ症」ではありません。

「脳の病気や障害などによって、脳の細胞が少しずつ壊れてしまい、これまで当たり前にできていた日常の暮らし(手続きや家事など)に支障が出ている状態」のことを言います。

ひと口に認知症といっても、原因となる脳の病気によっていくつか種類があり、全体の約7割を占める「アルツハイマー型認知症」や、脳梗塞などが原因で症状にムラが出やすい「血管性認知症」などが代表的です。

この大変な難敵に対して、世界中で新しい治療法やクスリの改善に繋がる最先端の研究が、大変な勢いで進められています。

発症前の段階で原因物質を消し去る超早期予防や、遺伝子治療、iPS細胞を用いた神経細胞の再生医療など、「根治(完治)」を最終ゴールに見据えた新しい医療の扉が開き始めています。

そうした「本当に正しくて信頼できる最新の知識や情報」はどこで見ることができるのでしょうか。

本人や家族が迷子にならないための、公的ホームページの窓口を貼り付けておきます。

現在の日本の「65歳以上の高齢者」の人口は、内閣府の令和7年版高齢社会白書によりますと全体でおよそ3,624万人となっています。
厚生労働省の研究班が発表した最新の将来推計を見ると、驚くべき実数が見えてきます。

  • 📊 ① 認知症と診断されている高齢者
    割合は約12.3%。実数にすると、日本全国におよそ443万人もの方がいらっしゃいます。
    これは高齢者の「約8人に1人」の割合です。
  • 📊 ② 認知症の前段階(予備軍)とされる「軽度認知障害(MCI)」の高齢者
    割合は約15.5%。実数にすると、実におよそ558万人に達しています。

これら2つの数字を合わせると、患者数の合計は約1,001万人、高齢者全体の約28%を占めます。

つまり、65歳以上の全高齢者(3,624万人)のおよそ「3人に1人」が、すでに認知機能にかかわる何らかの症状を抱えているということになるのです。

「こんなにたくさんの人がいるんだ!」と驚かれたかもしれません。

これだけの規模になると、特定の誰かの特別な問題ではなく、「誰もがなり得る、当たり前の身近な病気」なのだということが、数字の上からも分かりますよね。


🔍 認知症の進み方と、家族の関わり方・相談先一覧表

認知症は、ある日突然すべてが分からなくなる病気ではありません。

坂道をゆっくり下りていくように、大きく分けて「3つの段階」を通りながら少しずつ進んでいきます。

🔍 認知症の進み方と、家族の関わり方・相談先一覧表

認知症の段階ご本人の状態と心の変化家族の優しい関わり方今すぐ頼れる相談先・窓口
① 初期
(軽度・予備軍MCI)
・物忘れが増え、自分の異変に本人が一番気づいて不安・うつ状態になりやすい・頭ごなしに否定せず、「あなたの味方だよ」と本人の不安に優しく寄り添う・かかりつけ医
・地域包括支援センター(無料相談)
② 中期
(中等度)
・道に迷う、お風呂や着替えの手順が分からなくなるなど、日常の支障が目立つ・家族だけで100%抱え込まず、プロの手を借りてお互いの息抜きを作る・介護保険制度(デイサービスなど)
・認知症カフェ・家族会
③ 後期
(重度)
・言葉での意思疎通や家族の顔の認識が難しくなり、穏やかな世界のなかに生きる・難しい手続きの苦労はすべて手放し、温かい肌の触れ合いを大切にする・ケアマネジャー
・専門の介護施設・支援団体

※ご注意:この進み方の目安は、認知症全体の約7割を占める「アルツハイマー型認知症」の典型的な経過をベースにしています。脳血管性やレビー小体型など、認知症の種類によって進行のスピードや現れる症状は大きく異なります。


🧠 2. 孤独と不安のはざまで:本人の不安と介護家族の困惑

認知症が社会的な問題になる理由は、単に医療費がかかるからだけではありません。

関わる人すべての「心と暮らし」に、深い負担がのしかかるからです。

① ご本人が抱える「自覚」と「底知れない恐怖」

認知症の初期において、実はご本人が「最近、おかしいな」「昨日できたことが、どうしてできないんだろう」と、自分の異変に気づき、戸惑い、深い不安に駆られています。

大切な思い出や家族の顔が少しずつ霧に隠れていくかもしれない恐怖は、言葉にできないほど切ないものです。

👥 本人が感じる「小さな違和感」について

私自身が日々の暮らしや家族を見つめるなかで感じていることがあります。

それは、ほんの初期の段階では、まだ認知機能がしっかりしているからこそ、「あれ?何かおかしいぞ」という、本当に小さな小さな違和感を感じることから始まるのではないだろうか?

そんな違和感を感じたところからこの病に向き合うことを始められたら・・・と思うのです。

「あれ!なんとなく普段と違うな?」という小さな違和感を感じたときには、ご家族やかかりつけのお医者さん、または地域包括支援センターに相談してみてください。

※もし、お近くの相談窓口をお探しの場合は、以下の公式ホームページが確実な道しるべになります。参考のためにアドレスを貼り付けておきますね。

②孤独と不安のはざまで

認知症という嵐は、ある日突然、大きな雷鳴とともにやってくるわけではありません。
それは、日常の本当にささやかな、「見落としがちな小さなサイン」から静かに始まります。
家族が「まさかうちの親が」「少し歳をとっただけ」と目を背けがちな、最初の異変。

それが以下の4つのサインです。

  • 同じ話を何度も繰り返す:さっき話したばかりのことを忘れ、数分後に全く同じ質問を悪気なく繰り返す。
  • 日時や場所が分からなくなる:今日が何月何日か、何曜日かが曖昧になり、慣れた道で迷うようになる。
  • 料理や片付けの手順が乱れる:得意だった料理の味が急に変わったり、冷蔵庫に同じ食材が異常にダブったりする。
  • 身だしなみや趣味に関心がなくなる:服装に構わなくなり、あれほど大好きだった趣味や外出を億劫がるようになる。

普段と違うこれらの異変に気づいたときこそ、親のプライドを傷つけないよう「最近、体調はどう?」と優しく寄り添い、家族や専門医へ早期に相談するべき極めて重要なタイミングなのです。

しかし、これらの日常の変化が、家族をさらに深い孤立へと追い込む決定打となるのが、初期に多く見られる「物取られ妄想」です。

大切な財布や通帳を自分でどこかに仕舞い忘れたとき、本人は「自分が忘れた」という事実を受け入れられず、脳の不安を埋めるために「誰かに盗まれた」と思い込んでしまいます。
その刃は、多くの場合、一番身近で一生懸命に介護をしてくれている家族へと向けられます。

「お前が私の金を盗んだんだろう!」

どんなに否定しても通じず、泥棒扱いされてしまう理不尽。
尽くしてきた愛情を根底から否定されたようなショックに、家族の心は激しく摩耗していきます。

つい声を荒らげてしまった後の深い罪悪感。
そして「こんな恥ずかしい状態を近所に知られたくない」という世間体。
これらが重なった瞬間、家族は周囲へのSOSの足を止め、家庭のなかに問題を固く「抱え込んで」しまうのです。

そうして誰にも頼れず、自ら退路を断ってしまったご家庭を待っているのが、出口の見えない本当の絶望感です。

現在、日本の介護現場では、65歳以上の高齢者が高齢者を介護する「老老介護」の割合がすでに63.5%を超えています。

周囲に隠して孤立した結果、待っているのは肉体と精神の完全な崩壊です。

しかも、専門機関のデータが示す通り、アルツハイマー型認知症は発症から終末期を迎えるまで、平均して約8年、長いケースでは15年〜20年近くにおよぶ過酷な超長期戦です。

始まりは「お財布がなくなった」という日常のトラブルだったはずが、誰にも頼れぬまま5年、10年と終わりなき夜が続くうちに、介護心中や失踪、経済的破綻といった、個人の努力では到底抗えない極めて重い社会問題へと姿を変えていきます。

愛情や責任感の強さゆえに、自ら孤立の闇へ進み、疲れ果ててしまう。
これが、現代の介護家族が直面している最もリアルで、最も悲しい現実なのです。

このような困難な現実があるからこそ、それを乗り越えるため、私たちには、国が用意した防衛策と救済システムを利用する権利があるのです。


👥 「自分がおかしくなったのか」という親の悲しみに、どこまでも慎重に寄り添う

「一度、お医者さんに診てもらおうか」

その一言を切り出すとき、私たち子ども世代は大きな憂いを持って、言葉を発することでしょう。

なぜなら、どんなに優しい言葉で誘ったとしても、お父さん、お母さんの心は「あぁ、息子や娘は、自分がおかしくなってしまったと疑っているんだな」という、切ないほどの悲しさとショックがどうしても生まれてしまうからです。

大好きな我が子から「まともではない」と思われてしまうかもしれない恐怖。

それは、親の自尊心を深く傷つけてしまいます。

だからこそ、親も必死に拒み、子ども側も「親の心を傷つけたくない」と、一歩が踏み出せずに悩むのです。

決して、親の「頭の異変」を理由にせずに、「親のプライドを主役に立てる」声かけをしましょう。

  • 💡 「お父さんの知恵や経験を、これからも頼りにしたいから」と伝える
    「最近忘れるから」ではなく、「お父さんがいつまでもシャキッと元気で、私たちの道しるべでいてくれないと困るの。だから、これからも長く健康でいてもらうための、年齢に合わせた『これからの健康管理』として、ちょっと最先端の健診へ一緒に行ってみようよ」と、親をリスペクト(尊敬)する理由としてエスコートする形です。
  • 💡 「家族全員のイベント」として、親を主賓にする
    親ひとりを「検査の対象」として連れて行くのではなく、「今度、家族みんなで年に一度の健康チェックに行くんだ。お父さんが元気でいてくれることが、私たち家族のこれからの最大の夢(喜び)だから、主役として一緒に付き合ね」と、美味しいお食事のドライブとセットにして、温かいおもてなしの主賓として手を引いてあげる。

子どもに「おかしい」と思われたくないという親の優しさ、そして親を傷つけたくないという子どもの優しい気遣い。
その両方の美しい心を丸ごと包み込んで、「あなたのこれまでの人生への感謝と、これからの笑顔のための、家族みんなの手続きなんだよ」と、のんびり、穏やかに連れ添ってあげてくださいね。

そして、限界を迎えてすべてが破綻してしまう前に、どうか専門家の手や、これからご紹介する公的な窓口に、あなたのその重すぎる荷物を差し出して甘えてください。


🤝 3. 一人で抱えずに頼っていい!国の救済システム

老老介護や孤立介護のなかで、経済的にも精神的にも完全に追い詰められ、絶望のなかに立ちすくんでいる方も少なくありません。

しかし、限界を超えて最悪の悲劇が起きてしまう前に、国や自治体には、次のような命と生活を守ってくれる「強力なセーフティシステム(最後の砦)」があります。

  • お金がなくても即座に施設へ守られる「措置入所(そちにゅうしょ)制度」
    老老介護で共倒れ寸前など、在宅での生活が1日も維持できない命の危機のときには、役所の権限で特別養護老人ホームなどの施設へ緊急で入所させることができます。
    家族からの「もう限界、看られない」という切実な口頭のSOS(自己申告)が引き金となり、行政の緊急調査を経て発動します。
    費用は本人の年金生活などの収入に応じて極限まで引き下げられ、経済的に破綻していても国が生活を守る仕組みです。
  • 費用を徹底的に無料・減額する「各種減免制度と高額介護サービス費」
    経済的困窮による介護利用料の減免制度や、施設に入った際の食費・部屋代を国が補助する「特定入所者介護サービス費(負担限度額認定)」が用意されています。
    一般的な非課税世帯であれば、毎月の介護サービス利用料の上限は1万5,000円、または2万4,600円で頭打ちとなり、超えた分はすべて国から戻ってきます。
  • さらに世帯の年間医療費と介護費のダブル破綻を防ぐ「高額介護合算療養費」や、どうしても支払えない場合の最終砦である生活保護の「介護扶助(全額無料・自己負担ゼロ)」も完備されています。
    ※札幌市のホームページ『介護サービス利用者負担額の軽減制度』をご参考にしてください。
  • 孤立した家庭へプロが直接駆けつける「認知症初期集中支援チーム」
    「周りに頼れる人がいない」「本人が拒否して病院に行けない」と引きこもってしまう孤立介護を防ぐため、専門医やプロの医療チームが直接自宅を訪問して救い出してくれる制度です。

これらの救済の盾を発動させるための受付窓口となるのが、各市区町村に必ず設置されている「地域包括支援センター(いきいきセンターさっぽろ)」です。


🟢 「介護保険」の仕組みと利用の手順

介護保険制度というのは、一言でいえば「国民が互いに保険料を出し合い、介護が必要になったときに、公的な補助によって抑えられた費用負担でプロの支援を頼める仕組み」です。

複雑な法律や手続きの講釈はいっさい抜きにして、以下の【3つの基本ルール】だけを真っ直ぐ頭に入れておいてください。

  • 対象となるのは「65歳以上」から:原則として65歳以上で、認知機能の低下や身体の変化によって「日常生活に公的な手伝いが必要だ」と国や自治体から認められた人が対象になります。
  • 窓口での自己負担は「原則1割」:この制度を使うと、ヘルパーさんに来てもらったりデイサービスへ行った際の費用の「9割」を国が給付(負担)してくれます。
    あなたの窓口での支払いは、原則として全体の「1割」という負担の少ない料金(所得が多い人のみ2割または3割)だけで済みます。
  • 利用のスタートは「区役所か地域包括支援センターへの相談」から:この制度は自動的には始まりません。
    お近くの地域包括支援センターや区役所の窓口で「介護保険を使いたいので、親の調査(要介護認定)をしてください」と家族が直接声をあげることが、すべての公的補助を動かすスタートボタンになります。

🏡 介護保険制度による在宅サービス(仕事を辞めずに両立させる具体例)

要介護認定を受けることで、以下のような様々な公的サービスを、国の手厚い補助によって原則1割(所得に応じて2割・3割)の安価な自己負担で、自宅で利用することができます。

特に、「仕事を続けながら、親の介護に向き合っているご家族」にとっては、日々の暮らしや時間を守るための具体的な救い(選択肢)がこれだけ揃っています。

  • 訪問介護(ホームヘルパー)【あなたが仕事に出ている間の家事や見守り】:あなたが会社で働いている日中に、ヘルパーさんが自宅へ来てくれます。
    昼食の準備や片付け、お薬の服薬確認、お部屋の掃除や洗濯といった日常の家事を安価に代行してもらえるため、仕事中に実家の心配をする負担を減らすことがきます。
  • 訪問看護(ナースの訪問)【仕事中に専門的な医療やお薬の管理を任せる】:看護師さんが自宅に来て、健康状態のチェックや、間違いやすいお薬の正しい管理・服薬指導をプロの目でサポートしてくれます。
    あなたが仕事でそばにいられない時間帯でも、医療のプロが自宅をバックアップしてくれているという大きな安心感が手に入ります。
  • 通所介護(デイサービス)【あなたが働いている時間を丸ごとカバーする】:朝、車で迎えに来てもらい、施設でお風呂や食事、レクリエーションを楽しみます。
    「朝から夕方まで、あなたが仕事に100%集中できる時間」を確保できるため、仕事を辞める(介護離職する)ことなく、経済的な自立を維持するための最大の盾になります。
    本人の気分転換や社会的孤立を防ぐリハビリにも直結します。
  • ショートステイ(短期宿泊)【出張や残業、介護疲れで倒れそうなときの避難所】:介護施設に数日から1週間ほど短期でお泊まりをしてもらうサービスです。
    仕事の急な出張やどうしても外せない残業のときはもちろん、「日頃の仕事と介護の両立でクタクタになり、数日間だけでも夜ゆっくり眠りたい」という、家族の共倒れを防ぐための緊急のブレーキとして非常に安価に使えます。

※日本全国のこうした自宅用の介護事業所を、条件や地域ごとに一発検索できる国の公式ページが厚生労働省・ 介護サービス情報公表システムです。

わが家の近くにどんなヘルパーさんやデイサービスがあるのかをのんびり調べて比べるのにとても便利ですよ。


📢 この声を、本当に困っているあなたへ届けるために

国や自治体がどんなに立派な救済システムを敷いていても、これらはすべて家族側から声をあげる必要がある「申請主義」という壁があります。
いま現実に限界を迎えている老老介護の家族は、このブログを検索するゆとりさえないのが現実です。

だからこそ、今この文字を追いかけてくれている「あなた」の力が必要です。

もししも、あなたの離れて暮らす親御さんや、お隣のご夫婦、あるいは身近な大切な人が、誰にもSOSを出せずにひとりで抱え込んでいるように見えたなら、どうかこの記事に掲載されている確実なセーフティネットの存在を、あなたの手でそっと教えてあげてください。

① 地域包括支援センター(よろず相談所)
介護の申請手続きだけでなく、「最近親の様子が少し心配で……」という段階から、専門家が無料で親身に相談に乗ってくれます。
🌐 札幌市公式窓口の一覧:札幌市地域包括支援センター 一覧

② 介護サービス情報公表システム(公的介護の総合検索ツール)
日本全国のケアマネジャーやデイサービス、ショートステイなどの介護事業所を、地域ごとに一発検索できる国の公式ページです。
🌐 厚生労働省公式:介護サービス情報公表システム

③ 認知症カフェ・家族会(心底心のよりどころになる信頼できる組織)
なかでも、全国組織である「公益社団法人 認知症の人と家族の会」は、かつて実際に介護の過酷さに直面した家族たちが、孤独から這い上がるために自分たちの手で立ち上げた歴史を持っています 。
役所の書類だけでは伝わらない日々の悩みや悲しみを分かち合い、支えてくれる本物の安心があります。
🌐 公式ホームページ:公益社団法人 認知症の人と家族の会


🤖 4. 未来の安心を補う選択肢:厳選見守りグッズと「認知症特化型保険」

公的なサポートに加えて、今の時代は家族のプライバシーや本人の自尊心を傷つけずに、見守りの負担を引き算してくれるテクノロジーや、万が一の経済的破綻を防ぐ民間のサービスも充実しています。

  • 冷蔵庫の見守り「まもりこ」
    冷蔵庫のドアに小さなセンサーを貼るだけで、離れて暮らす親御さんが今日も元気に生活している動作を、スマホへ優しく通知してくれます。
    「見張られている」という心理的な抵抗感を与えない、今の時代に合った優しい選択肢です。
  • 道に迷うハラハラを防ぐ「GPSインソール(靴の中敷き)」
    普段履いている靴のなかに小さなGPSをそっと仕込んでおくことで、万が一、お散歩の途中で道に迷ってしまったときも、いまどこにいるかをスマホの地図で一瞬で教えてくれます。
    失踪や大きな事故を防ぐための、確実な防衛策の一つです。
  • 最新AIのパートナー「トモリ」
    デジタル技術でつなぐ、新しい見守りのカタチ
    道迷いや外出時の不安への対策として、近年はスマートフォンやGPSを活用した見守りサービスが非常に進化しています。
    その中の一つとして、今注目されているのが認知症声かけ・見守りAIサービスの「Tomori(トモリ)」です。
    これはAmazonなどで購入する一般的なグッズではなく、スマートフォンのアプリを活用した専用のサポートツールです。
    AIがご本人の状態に合わせた優しい「声かけ」を自動で行ってくれたり、日々の変化を家族へそっと伝えてくれたりする、まさに「テクノロジーが形にした、デジタルな伴走者」とも言えるサービスです。
    「すべてを家族の力だけで背負う必要はない」
    こうした先進的なAIの力を上手に頼ることで、介護をされるご家族の心理的な負担は、ぐっと軽くなるはずです。
    気になる方は、ぜひ「Tomori」の公式サイトなどをチェックして、新しい安心の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
  • 24時間プロが駆けつける「ALSOKやセコムの見守りサービス」
    「もし家の中で倒れていたら…」という老老介護の最大のハラハラを解決してくれるのが、ALSOKやセコムといった大手警備会社のシニア向けプランです 。
    自宅に緊急ボタンやセンサーを設置しておくだけで、万が一のときには24時間いつでもプロのガードマンが自宅へ即座に急行し、命を救ってくれる圧倒的な後ろ盾になります 。

■ ALSOKのシニア向け見守りサービス
【公式ホームページ】 https://alsok.co.jp

■ セコム(SECOM)のシニア向け見守りサービス
【公式ホームページ】 https://secom.co.jp

  • 緊急時の命を救う、遠隔・スマートキーによる「ドア解除システム」
    万が一、家の中で倒れて動けなくなってしまったとき、鍵がかかったままだと救急隊やガードマンが中に入ることができません。
    今は、離れたスマホから遠隔でピッと鍵を開けられたり、緊急時にプロの警備員が安全に解錠できる最新のドア解除システムが用意されています。
    ドアを壊すことなく、1秒でも早く本人のもとへ駆けつけるための、命に直結する大切な後ろ盾です。
  • 薬や食事の「忘れ」を声で防ぐ、お薬タイマー・おしゃべりロボット
    飲む時間になると自動でポケットが開く「お薬カレンダー」や、可愛い声で「お薬の時間だよ!」と教えてくれるシニア向けのコミュニケーションロボット(BOCCOなど)です。
¥48,000 (2026/10/18 09:43時点 | Amazon調べ)
  • 認知症に特化した民間のあんしん保険
    万が一、認知症と診断された際に、まとまった一時金を受け取ることができたり、介護にかかるはみ出る出費や経済的破綻を補ってくれるシニア向けの専用保険も各社で開発されています。
    ネットでこれらの文字を優しく検索したり、みんなの生命保険アドバイザーの無料相談窓口などを頼りながら、わが家の家計の身の丈に合った備えがあるかどうかを、プロに見比べてもらうのも確実な知恵ですね。

「それじゃあ、家族みんなで、のんびり相談して考えてみることにするよ」そんな風に、家族で温かい未来の会話を切り出すキッカケにしていただき、一人で抱え込まず、家族みんなで笑顔になれる幸せな方法を考えていきましょうね。


🌊 5. エピローグ:わが家の義母のエピソードと、お茶の間への贈り物

ここで、わが家の86歳になる義母のお話しをさせてくださいいます。


かつて義母の認知機能が極端に下がったことがあり、焦った家族は何度もかかりつけ医に相談をしたのですが、その原因が分からずにいました。
「なぜ急に?どうして?」と困惑した末に、いま処方されている薬を一時的に中断することにしたのです。

その結果、症状は劇的に回復しいまに至っています。

しかし、後で知人から「自己判断での薬の増減は、症状変化の原因が見えなくなるため非常に危険だ」と強く諭されました。

今では猛省していますが、あの経験を通じて、病気と闘うことよりも「本人の不安な心に寄り添うこと」の大切さを学びました。

介護のすべてを家族だけで背負う必要はありません。

専門の窓口や先進的なツールの力を借りながら、お互いの笑顔を守る選択をしてほしいと願っています。

今回の「認知症」というテーマはとても重く、大きな課題でした。

今後もこの記事をベースに、皆様に寄り添えるよう、記載内容を見直し、整理、充実させていきたいと思っています。

最後に、このブログを読み進め、不安や介護の重みに肩をはらせている貴方へ。

🎼This song for you♬

昭和の歌姫、美空ひばりさんが歌った1981年の大傑作『川の流れのように』!温かいメロディをそっと贈ります。

人生を「予測不能で曲がりくねった長い旅路」になぞらえて、雨に降られるような過酷な日々(ぬかるんだ道)があっても、やがて来る晴れる日を信じて、川の流れのように穏やかに身をまかせて生きていこうという、大いなる包容力と希望を歌った名曲です。

🎼知らず知らず 歩いて来た、細く長い この道。振り返れば 遥か遠く、故郷が見える♬

いろいろな坂道や険しい道があったとしても、振り返ればすべては美しく尊い、一本の川の流れ。

これまでの素晴らしい歩みに胸を張って、心に大きな夢の灯火を絶やさずに、のんびり、穏やかに進んでいきたいですね。


今、たった一人でこの文字を追いかけてくれている貴方に、どこまでも穏やかで、希望に満ちたものでありますように。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

がじゅちゃん

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